1行で書ける関数、例えば、
sin(x)/x等は、plot sin(x)/xとするだけでよい。
ただし、xの範囲は標準の
が取られる。これを変更するには、
set xrange [0:20]のようにしておけばよい。
関数値を計算する際に、いろいろ複雑な条件判断が入ってこないようなものは もっと複雑でも、gnuplotで簡単に描ける。 例えば、

のグラフを描く。ただし、
は単なる定数ではなく、
他の変数wによって決まるとする。それらの関数形は、







で与えられているとしよう。
wの値をいろいろ変えた時の
のグラフをひとつのグラフに重ねて描きたい。
(縦軸は、対数で表すものとし、xの範囲は1
1200とする)。
はwの関数でもある。
これをgnuplotでグラフ化するには、gnuplotの中で、
set logscale y (set log yと略せる;se lo yでもokだが、やりすぎ)
set xrange [1 : 1200] (set xr [1:1200]と略せる)
xmax(w)=(66.7*log10(w)+625)/s
mumax(w)=29.0*w**0.8 * s**(-0.61)
a(w)=mumax(w)*exp(b(w))
m(w)=b(w)*n(w)
n(w)=0.606*w**0.0417
b(w)=3.8
s = 2.0
mu(x,w)=a(w)*(x/xmax(w))**m(w)* exp(-b(w)*(x/xmax(w))**n(w))
plot mu(x,100), mu(x,1000), mu(x,10000)
とすればよい。mu(x, w)=...としている事に注意。
最後にplotで、
w=100, 1000, 10000の時のグラフを3つ重ね合わせて表示している。
bは定数てあるが、
もしかするとwの関数にする可能生もあるので、
のようにしている。
一度プロットして、sの値を少し変えたグラフを見てみたい、
というようなことも
よくある。その時は、
s=2.5
replot
とやるだけでよい。また
等の関数形を変えるのも同じようにしてできる。