PAWには様々なヒストグラム表示方法が用意されています。これまではオプ ション無しでHISTOGRAM/PLOTコマンドを使ってきました。でも実際には非常に たくさんのオプションがあります。まず共通のもの。
S ヒストグラムを重ね書きする + 現在のヒストグラムに値を加算したものを書く - 現在のヒストグラムから値を引き算したものを書く +- 現在のヒストグラムとの差を書く. K Must be given if option 'U' is given later. U Update channels modified since last call. A 軸の数値と刻みを表示しない
1次元のグラフに適用されるもの。
C データ点をスムーズなカーブでつなぐ B 階段ではなくて棒グラフを書く L 折れ線グラフを書く P データを点で表す * 点を*で表示する E エラーバー付きで表示. E0 E1 エラーバーの端に短い線を付け加える. E2 エラーを箱で表す E3 エラーバー両端を折れ線でつなぐ E4 エラーバーの両端を滑らかな線でつなぐ
2次元のグラフに適用されるもので2次元表示のもの
BOX 箱グラフ(箱の大きさで値を表す) COL 色で値の大きさを表す. CONT 等高線図で表示 TEXT 値を数字で表示 CHAR 値をアルファベットで表示 Z 色の値への対応図を追加する
2次元のグラフで3次元表示されるもの
SURF サーフェスプロット(データ点を面でつなぐ). SURF1 サーフェスプロットで高さを色分け SURF2 色分けサーフェスプロットでデータをつなぐメッシュを書かない SURF3 サーフェスプロットで上面に等高線図を色付きで書く SURF4 サーフェスプロットをグラデーションで表示 LEGO レゴプロット(柱の高さで値を表す) LEGO1 レゴプロット影付き LEGO2 レゴプロットで高さを色分け BB 3次元表示で後ろ側の目盛り付きの側面を表示しない FB 3次元表示で表側の目盛り付きの側面を表示しない。 HIST only histogram (no errors or associated function). FUNC Draw only the associated function (not the histogram). CYL 円筒座標系を使って3次元表示(高さがR方向) POL r-q極座標系を使って3次元表示(高さがZ方向) SPH r-qf球面座標を使って3次元表示(高さがR方向) PSD シュードラピディティとfの座標で3次元表示
使い方はHISTOGRAM/PLOTのオプションですからそのままIDに続けて指定します。
PAW > HI/PLOT 2001 LEGO
ヒストグラム2001をレゴプロットで表示しました。
ヒストグラムをスタック表示(積み重ねて表示)させることも出来ます。
PAW > HI/PL 1001+1002+1003
それぞれの持分が色分けされて表示されました。