強制振動のFが正弦振動()している場合、振動の振幅は
に比例する(強制振動だから、振動子も同じで振動する。この
は前節のものとは違うので注意)。
もともとの系の持っている固有振動数
に近い振動数
で強制振動させれば、振幅は大きくなる事が上式から見て取れる。
このような共鳴現象は食塩に赤外線を当てたときに、特定の波長
領域で吸収が強く起こる事等でも観測できる。吸収の強さは
当てる赤外線の振動数に対して上記のような式で記述できる。
を変えたとき、上記の式の振る舞いを
の場合についてグラフ化せよ。
グラフの範囲は各自工夫せよ。
この時のグラフの変化を物理的に説明せよ。