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コンストレイントウィジェット

コンストレイントウィジェットはMotifではXmManagerメタクラスを継承した ウィジェットクラスとして実装されます。つまり次のような共通するリソース を持っているということです。

        XmNbottomShadowColor/XmNbottomShadowPixmap

        XmNforeground

        XmNhelpCallback

        XmNhighlightColor/XmNhighlightPixmap

        XmNinitialFocus         子のうちデフォルトとするものを選ぶ

        XmNnavigationType

        XmNshadowThickness

        XmNstringDirection              文字の方向(右から左/左から右)

        XmNtopShadowColor/XmNtopShadowPixmap

        XmNtraversalOn

        XmNunitType

        XmNuserData

説明のないリソースはこれまでに出てきたものです。

コンストレイントという意味は、このウィジェットに子ウィジェットを付け 加えていくときに何らかの規則が働くということです。適当に間をあけて並べ るとか、ウィジェットの寸法を外枠に合わせて調整するとかです。そのやり方 が違うものが別のクラスとして定義されています。

        XmDrawingArea           描画用の平面

        XmBulletinBoard         単純なジェオメトリー管理

                - XmForm                相対位置でのジェオメトリー管理

                - XmSelectionBox        項目選択用

                        - XmFileSelectionBox    ファイル選択用

                - XmMessageBox  メッセージ確認専用

        XmFrame                 枠を付けるだけ

        XmRowColumn             縦横に並べるジェオメトリー管理

        XmPanedWindow           縦に並べる

        XmScrolledWindow                スクロール出来るウィンドウ

                - XmMainWindow  アプリケーション初期画面用

        XmScale                 スライダー

それぞれに個別のリソースが追加されます。ドローイングエリアは図を表示す るためによく使います。リソースを見ておきましょう。

        XmNexposeCallback       ウィンドウの再描画が必要になった時のコールバック

        XmNinputCallback        キーボードやマウスの入力に対応するコールバック

        XmNmarginHeight 子ウィジェットを置くときの高さ方向の間

        XmNmarginWidth  子ウィジェットを置くときの横方向の間

        XmNresizeCallback       ウィンドウの寸法が変わった時のコールバック

        XmNresizePolicy 親ウィンドウの寸法が変わったときどうするか。



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Kinya Hibino
Sun Jan 14 21:50:32 JST 1996