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OSの機能としての違い

もとはUNIXといってもかなり違う発想でOS自身が改良されてきました。その ため特に後になって拡張された機能がかなり異なっています。マルチユーザ・ マルチタスクや、仮想メモリー、ネットワークなど80年代にはいって非常に発 展した部分です。これらの機能はその後、最終的にはOSの提供する機能として はどの機械にも実装されるようになりました。

システム管理については中巻の範囲ではないので簡単にとどめますが、以前 に見たように/devの下のデバイスの管理の仕方が全く違うことや、システム立 ち上げの手順(rcやrc. local)が、ランレベルという概念の導入により非常に 多様な立ち上げプロシジャを記述できるようになったことなどがあります。 (SunOS5)



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Kinya Hibino
Sun Jan 14 21:50:32 JST 1996