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emacsを使う

emacsもよく使われるエディタです。一部のアプリケーションはemacsの中に組 み込まれたものもあります。例えばニュースへのインターフェースなどです。 それらを利用するためにもemacsは知っておかなければならないエディタです。

emacsはモードのないエディタなのでviに比べればわかりやすいかも知れませ ん。タイプした印刷可能文字は全て入力文字として現在のカーソルのある位置 に書き込まれていきます。ですからエディタへの命令はコントロールキーやメ タキー(ないときはエスケープキーを先に押すことで代用)とアルファベットの 組み合わせで与えてやります。コントロールキーを押しながらアルファベット キーを押すことを例えばC-aと書き表すことにします。メタキーを押しながら アルファベットキーを押すことをM-aで表します。キーボードにメタキーがな いときは先にエスケープキーを押してから次にアルファベットのキーを押しま す。場合によってはC-M-a等となっていることもあります。コントロールキー とメタキーを同時に押しながらということですが、エスケープキーを使う場合 はエスケープキーを押してからC-aをタイプすることになります。

emacsの場合は制御キーの割付は自由に変更できます。いろいろなemacs命令に 標準的に割り付けられたキーをここでは解説します。キーに割り付けられた命 令をあわせて()内に上げておきます。キーを覚えるための参考にもなると思い ます。また、キーの割り付けられていないコマンドもあります。この場合はコ マンド名で呼び出すか、自分の好みでキーを割り付けて使います。

emacsの場合も編集中のテキストはバッファに記録されています。ファイルは バッファに読み込まれ編集された後ファイルへ書き込まれます。





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Kinya Hibino
Wed Apr 26 21:42:06 JST 1995